水道水の差?

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こんにちは、中川歯科医院です。

興味深い研究がありましたので、ご案内させていただきます。

様々な国で、水道水のフッ化物濃度を0.7~1.0ppmに調整する水道水

フロリデーションとよばれる調整が行われていますが、

日本では行っていません。

水道水には天然のフッ化物も含まれているため、土壌の差などもあり、

日本では水道水のフッ化物濃度には地域差があります。

この地域差と子供のむしば治療経験について、東京医科歯科大学の

松山教授らが研究報告をされています。

報告によると、水道水中の天然フッ化物濃度が0.1ppm高いと、

むしば治療経験を有する子供が3.3%低下したとのことです。

こうした研究結果が広まることで、日本でもフロリデーションを

求める声が高まるのではないかと期待しています。