日別アーカイブ: 2023年7月11日

フレイル予防始めませんか?

こんにちは、新宿駅西口徒歩から5分の中川歯科医院です。

皆様は、フレイルという言葉を御存知でしょうか。

フレイルとは、日本老年医学会が2014年に提唱した概念で、

「Frailty(虚弱)」の日本語訳です。

健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の

低下が見られる状態のことを指しますが、適切な治療や予防を行う

ことで要介護状態に進まずにすむ可能性があります。

現在、中川歯科医院では、フレイル予防にお勧めの運動、食事などが

まとめられたパンフレット(新宿区健康部健康づくり課発行)

を配布しています。

数に限りがございますので、ご希望の方はお早めにご来院ください。

#しんじゅくフレイル予防プロジェクト

 

歯を残す、ということ

こんにちは、新宿駅西口から徒歩5分の中川歯科医院です。

みなさまは、歯科治療にどんなイメージをお持ちでしょうか。

一昔前であれば、歯医者さんは歯を削ったり詰めたりと怖いイメージ

をお持ちの方も多かったでしょうか。

今は歯医者さんは「歯が悪くなる前に予防的に、検診などで受診する

もの」というイメージの方も多いのではないでしょうか。

当院でも、いわゆる治療が必要なむし歯で受診される方、

予防的に定期受診される方はどちらもいらっしゃいますが、開業時と

比べて予防的に受診される方の割合がずいぶん増えてきました。

歯科医院に定期的に通院いただいている方は、やはり歯が多く

残っています。

当院にはご高齢の患者様も多くいらっしゃいますが、入れ歯でなく

ご自身の歯でしっかり噛めている、という方も多いです。

定期受診されている方は、お口への意識が高く、

早期発見、早期治療へとつながりやすい、ということもあります。

現在歯科ではMinimal Intervention(MI、最小限の侵襲)という

考え方が普及しており、できるだけ最小限しか歯を削らない、

保存的な治療が中心となっています。

当院でもこの考え方を大事に治療を行っています。

そのため、小さいむし歯については、できるだけ最小限の切削量で

プラスチックの詰め物を詰める治療を行っています。

この考え方は、歯の一本一本を守る、という点でとても大切です。

一方で、歯は口腔内で単独で存在しているわけではないため、

かみ合わせや歯周病などによる影響を常時受けています。

こうしたほかの歯やお口の状態による影響を考慮せずに

治療してしまうと、「木を見て森を見ず」という結果を

招いてしまいます。

そのため当院では、こうしたお口の状態を見ながら一本一本の歯を

守るために、予防治療と同様にかみ合わせの治療を大切に

しています。

かみ合わせの治療では、かみ合わせの状態に応じて、咬合調整を

行います。歯を削るなんて、と思われるかもしれませんが、

かみ合わせの治療で削る量はごくわずかですので、ご安心ください。

かみ合わせの治療を行うことでそれぞれの歯に負担過重が生じない

ように調整して、歯を守っています。

歯を残すためには、いろいろなアプローチがあります。

当院では、かみ合わせの治療を大切に治療を行っています。

ちょっと歯がしみるかな?という状態も大事なお口のサインであると

当院では考えています。

皆様のよりよい健康のために、少しでも当院がお力添えできれば

幸いです。